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当プロジェクトは「かながわビジネスオーディション2011」において、奨励賞・コミュニティビジネス賞・日本経営士会賞の3賞を受賞いたしました。

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湘南みかんについて

湘南がおいしいみかんの産地?

湘南地域は豊かな相模湾と温暖な気候のめぐみにより、日本のみかんの経済的生産の北限とされています。この湘南地域を含む神奈川県は、全国第10位の生産量(28,000トン)となっています。
愛媛県や和歌山県産みかんのように知名度はありませんが、この湘南で作られるみかんはその気候に応じた品種選択や栽培技術の向上などにより、甘くて芳醇な味覚を持っています。みかんは、県内第1位の生産果実で、第2位の梨の10倍の生産量を占めています。

湘南みかんの危機

みかんの市場価格は、海外からの柑橘類の増加やみかん離れなどにより下落を続けています。一般的なみかん農家の例では1本の木から40~50キロのみかんを出荷できたとして、農家手取りは8,000円程度。1反のみかん畑に50本の木があったとして年間収入は40万円にしかなりません。その結果、若年層の就農意欲の低下、現みかん農家の後継者不足により生産者の平均年齢は65歳を超え、高齢化の一途をたどり、耕作面積、生産量ともに大幅な減少を続けています。
みかんは苗木から育てると商品として出荷できるまでに10年以上の長い年月がかかる一方で、手入れをおこたると下草が伸び、2、3年で荒廃化が進んでしまいます。
一度荒廃してしまった場所は、イノシシやサルなどの餌の絶好の供給場所と隠れ家になってしまい、鳥獣害被害の拡大につながり、またこのような場所は産業廃棄物などの不法投棄の絶好なターゲットともなり、周辺の景観や環境の悪化の原因となるなど、複層的に地域社会の荒廃の原因となっています。
みかん農家の経営を支援することは地域資源である湘南のみかん畑の環境保全にもつながる大切な取り組みと言えます。

地域の大切なもの、「湘南みかん」を楽しくサポート

私たちは、大切に育てられてきた「湘南みかん」を楽しくサポートする手段として、2010年から『湘南スタイル®「みかんの木パートナーシップ」プログラム』の運営を開始しました。